『蜀山奇傅 天空の剣』(原題:新蜀山劍俠、英題:Zu Warriors from the Magic Mountain)は、1983年の香港映画。還珠楼主の旧派武侠小説『蜀山劍俠傳』を改編し、ワイヤーアクションやSFXを多用したスペクタクルファンタジー作品。
『ゴーストハンターズ』のルーツといわれ、「スター・ウォーズ・シリーズ」のロバート・ブララックがSFXを担当した。1984年の香港電影金像奨では、最優秀アクション振付賞、最優秀女優賞、最優秀アートディレクター賞、最優秀映像編集賞、最優秀作品賞の5部門にノミネート。パリ国際ファンタスティック映画祭では特撮賞を受賞。
日本での公開は1987年4月25日であるが[1]、当初は『スケバン刑事』との併映で、1987年2月14日公開を予定していた[1]。しかし事情で後ろにずれた(詳細は台湾映画を参照)
あらすじ
5世紀の中国は、泰平から程遠く、戦乱が蔓延る荒廃した時代であった。乱世に乗じて魔神は人間界の支配を狙っていた。蜀山に集結した明奇たちは、魔道軍団から民衆を救うため、天空の剣を探す旅に出る。
キャスト
- テレビ朝日版:初回放送1990年2月3日『ウィークエンドシアター』
スタッフ
脚注
- ^ a b 脇田巧彦・川端靖男・斎藤明・黒井和男「映画・トピック・ジャーナル 台湾映画の超ヒット作が来年東映の一般番線に登場。日本映画の輸出枠をアップされ、両国の興隆はますます盛んに。」『キネマ旬報』1986年11月上旬号、キネマ旬報社、1986年、166-167頁。
関連項目
外部リンク