藤沢 則雄(ふじさわ のりお、1954年8月19日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) の栗東トレーニングセンターに所属する調教師。政治家(北海道議会議員)で馬主の藤沢澄雄は親戚。
戸籍上の表記は藤澤 則雄だが、JRAでは旧字体等での登録が認められていない為、新字体に修正して登録している。
2022年2月までは美浦トレーニングセンターに同姓の藤沢和雄調教師が在籍していたことから、文字数制限のある競馬新聞やスポーツ新聞では「藤沢則」と表記されていた。なお、両者には血縁関係は無い。
略歴
1969年、栗東・島崎宏厩舎の厩務員となる。同年11月から調教師免許を取得する1998年まで同厩舎にて調教助手をしていた。1999年に厩舎開業。同年3月6日の初出走は阪神競馬第2競走でシアトルマッシュの10着。同年4月4日、中京競馬第1競走のシーパッションが1着となりのべ7頭目で初勝利。
2004年10月10日、京都大賞典をナリタセンチュリーで1着となり、重賞初制覇。
2005年8月27日、小倉5Rをスズカエルムスが勝利し、JRA通算100勝を達成[1]。
2011年11月6日、京都2Rで、スズカヘリオスが1着となり、現役116人目となるJRA通算200勝を達成した[2]。
2024年6月23日、函館8Rで、グランドエスケープを出走させ勝利。初出走から5238戦目で、現役69人目となるJRA通算300勝を達成した[3]。
調教師成績
|
日付 |
競馬場・開催 |
競走名 |
馬名 |
頭数 |
人気 |
着順
|
初出走 |
1999年3月6日 |
1回阪神3日2R |
4歳未勝利 |
シアトルマッシュ |
10頭 |
10 |
10着
|
初勝利 |
1999年4月4日 |
2回中京4日1R |
4歳未勝利 |
シーパッション |
11頭 |
1 |
1着
|
重賞・GI初出走 |
1999年4月11日 |
2回阪神6日11R |
桜花賞 |
アドマイヤゴールド |
18頭 |
17 |
11着
|
重賞初勝利 |
2004年10月10日 |
4回京都2日11R |
京都大賞典 |
ナリタセンチュリー |
10頭 |
5 |
1着
|
おもな管理馬
おもな厩舎所属者
脚注
注釈
- ^ 当馬は柳田次男調教師管理下で1997年のクラスターカップを勝利しているが、1999年に当馬を引き継いでからは未勝利である。