『聖アントニウスの誘惑』(せいアントニウスのゆうわく、仏: La Tentation de saint Antoine)は、1878年にフェリシアン・ロップスが描いたパステル絵画で、一連の象徴主義かつ反教権主義の作品の一つ。
ピエール・マッコルラン(フランス語版)によると、「この絵画の少し面映ゆい面を指摘することができる」としても、「ロップスの多くの顧客達は、この作品を傑作とみなしている」という[1]。
1884年にブリュッセルで開かれた最初の「20人展」にフェリシアン・ロップスが招待されてこの作品は展示された。1962年にブリュッセルのベルギー王立図書館(フランス語版)が購入し、現在も所蔵している。
参考文献
- ^ Pierre Mac Orlan, Félicien Rops, Masques sur mesure II.