第77独立空中機動旅団(だい77どくりつくうちゅうきどうりょだん、ウクライナ語: 77-ма окрема аеромобільна бригада)は、ウクライナ空中機動軍の旅団。空中機動軍司令部隷下。
2022年10月28日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、ドニプロペトロウシク州で創設され、イギリスで新兵訓練を受けた[1]。
2022年12月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に配備され、初陣で第46独立空中機動旅団と共にバフムート北のソレダルを防御し、ワグネル・グループとの戦闘で戦死者数が把握できないほどの激戦となり両軍が大損害を出すも、2023年1月にソレダルは陥落した。5月に第93独立機械化旅団と交代でバフムート市内を防御したが、街の廃墟化で適応に数日を要し、同月に陥落した[2][3][4][5]。
2024年3月、東部ルハーンシク州スヴァトヴェ地区に再配置され、クプヤンシク方面に展開した[6]。
2024年8月23日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、勇気と勇敢さに対する栄誉賞、名誉称号「ナドドニプリャーンシチナ」を授与された[7]。