第39戦術航空旅団
39-та бригада тактичної авіації
創設	1942年(ソ連空軍の前身部隊) 1992年(ウクライナ編入年)
所属政体	ウクライナ
所属組織	ウクライナ空軍
部隊編制単位	航空旅団
兵科	航空兵
所在地	ジトーミル州オゼルネ（ウクライナ語版）、オゼルネ空軍基地
通称号/略称	А1435
愛称	39 БрТА
上級単位	中部航空管区
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第39戦術航空旅団 (ウクライナ語: 39-та бригада тактичної авіації) は、ウクライナ空軍の航空部隊。

1992年2月、前身であるソ連空軍第894戦闘航空連隊（ウクライナ語版）はウクライナ軍に編入された。1999年5月、連隊はMiG-29を操縦するための再訓練がされたが、連隊には新しい機体が導入されなかったため、2001年8月、連隊のパイロットとエンジニアがSu-27の訓練を受け、運用を開始した。Su-27はベルベクに駐留する第9戦闘航空旅団「セヴァストポリ」から移管された^[1]。

詳細な時期は不明だが1999年に第9戦闘航空連隊(A3123)に改称された。

2002年7月27日、連隊に所属するSu-27がリヴィウ航空ショー墜落事故を起こした。事故機は曲芸飛行隊「ウクライィーンスィキ・ソーコルィ」所属のパイロットの操縦で飛行していた。事故の原因は整備不良及び操縦ミスとされている^[2]。第9戦闘航空連隊長オレグ・ジュベツキーに対して刑事訴訟が起こされたが、無罪とされた^[3]。

詳細は日時は不明だが2008年に第9戦術航空旅団に再編された。

2004年12月、連隊はMiG-29で実際に再訓練を行い、連隊の主力装備となった。2008年12月、旅団はSu-27を再訓練し、それ以降運用している。

2011年、第40戦術航空旅団隷下の第39独立戦術航空飛行隊に再編された^[4]。

2018年1月1日、第39独立戦術航空飛行隊は戦術航空旅団に再編された^[5][6]。旅団の人事、警備隊、兵站、兵舎、その他すべての施設が再構築され、近代化されたSu-27、An-26、L-39、Mi-8 MTも旅団に移管された^[7]。

2022年8月24日、勇気と勇敢さに対する名誉賞を受賞した^[8]。

表 話 編 歴 ウクライナ空軍 Повітряні Сили України
主要部隊	空軍司令部直轄部隊 第7戦術航空旅団 第299戦術航空旅団 第383独立遠隔操縦機旅団（ウクライナ語版） 第15輸送航空旅団（ウクライナ語版） 第25輸送航空旅団（ウクライナ語版） 第456輸送航空旅団 統合小銃旅団（ウクライナ語版）
軍管区	西部 第114戦術航空旅団 第204戦術航空旅団 第1電波技術旅団（ウクライナ語版） 第11高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第223高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第540高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第76独立通信・無線技術支援連隊（ウクライナ語版） 中部 第39戦術航空旅団 第40戦術航空旅団 第831戦術航空旅団 第96高射ミサイル旅団 第138無線技術旅団（ウクライナ語版） 第156高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第31独立通信・無線技術支援連隊（ウクライナ語版） 東部 第138高射ミサイル旅団 第164無線技術旅団（ウクライナ語版） 第225高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第301高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第302高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第57独立通信・無線技術支援連隊 南部 第160高射ミサイル旅団（ウクライナ語版） 第201高射ミサイル旅団 第208高射ミサイル旅団 第14無線技術旅団（ウクライナ語版） 第43独立指揮通信連隊（ウクライナ語版）
教育機関	ハルキウ国立空軍大学 第203訓練航空旅団 ムィコラーイウ戦闘用航空機搭乗員訓練センター（ウクライナ語版） 第202下士官訓練センター（ウクライナ語版）
その他	装備品一覧（ウクライナ語版） 基地一覧（ウクライナ語版）
ウクライナ陸軍 ウクライナ海軍 ウクライナ空中機動軍 ウクライナ特殊作戦軍 ウクライナ海兵隊 ウクライナ統合軍（ウクライナ語版）