短歌研究社

短歌研究社
正式名称 株式会社 短歌研究社
英文名称 Tanka Kenkyu-sha co.,ltd.
現況 事業継続中
種類 株式会社
出版者記号 924363,88551,86272
取次コード 4361
法人番号 2010001004591 ウィキデータを編集
本社郵便番号 〒112-0013
本社所在地 東京都文京区音羽1-17-14
音羽YKビル
定期刊行物 『短歌研究』
外部リンク http://www.tankakenkyu.co.jp/
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短歌研究社(たんかけんきゅうしゃ)は、日本出版社月刊『短歌研究』および、歌集・歌書の刊行を専門とする。

概要

1932年(昭和7年)創刊の短歌総合誌『短歌研究[1]の出版を日本短歌社より譲り受け、1962年(昭和37年)10月より手がけている[注 1]。創業者は小野昌繁[注 2]。中堅以上の実力ある歌人を顕彰する短歌研究賞のほか、短歌研究新人賞現代短歌評論賞塚本邦雄賞を主催し、新しい才能の発掘・育成にも力を注いでいる。講談社を中心とした音羽グループに属する[2]

日本短歌社時代には中井英夫が勤めており、1954年(昭和29年)に「短歌研究五十首詠」[注 3]を開始して、中城ふみ子寺山修司をデビューさせたことでも知られている。

『短歌研究』の創刊90周年を記念したイベント「アイドル歌会」を2021年から開催しており、選者を編集長の國兼秀二らが務めている[3]

短歌研究

月刊誌『短歌研究』の出版元は、改造社から日本短歌社、短歌研究社へと変遷した[4]1931年(昭和6年)、同年10月号を1号として改造社より出版され、12号(=1932年9月号)まで継続、1932年10月号から巻号が改められた(同号を1巻1号とする)[5]。その後、1944年(昭和19年)7月号(=13巻7号)まで刊行された。

休止を挟んで1944年11月号から日本短歌社の発行となり、再び巻号を改めた(同号を1巻1号とする)[5]。1962年9月号(=19巻9号)を最後に版元が短歌研究社へ変わるが、同年10月号を19巻10号として継続し、現在に至る[5]

2024年10月、翌2025年から1月・2月合併号のように刊行形態を変更することが告知された[6]。以降は3月・4月、5月・6月、7月・8月、9月・10月、11月・12月の合併号をそれぞれ予定しており、事実上隔月刊への移行となる。

脚注

注釈

  1. ^ 1944年7月から10月までは改造社、1944年11月から1962年9月までは日本短歌社が刊行していた。
  2. ^ 若山牧水門下の歌人である。
  3. ^ 当時の社名は日本短歌社で、名称は「五十首応募作品特選」であった。

出典

  1. ^ 月刊誌「短歌研究」、5月号が創刊以来初めての重版:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年5月18日閲覧。
  2. ^ 関連会社(講談社)
  3. ^ "「推し」が詠むからグッとくる SNS時代のアイドル歌会". 日本経済新聞. 日本経済新聞社. 20 July 2021. 2023年8月13日閲覧
  4. ^ 内野光子 近頃の短歌メディア~どこへ行く?変わるのか、変わらないのか
  5. ^ a b c "書誌事項:短歌研究."CiNii Books.
  6. ^ "雑誌「短歌研究」の新しい刊行スケジュールのお知らせ."短歌研究社公式サイト(2024年10月21日). 2025年1月27日閲覧。

外部リンク

Information related to 短歌研究社