牧野 正臣(まきの まさおみ、1871年10月6日(明治4年8月22日)[1][注釈 1] - 1938年(昭和13年)3月22日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴・人物
茨城県西茨城郡笠間町(現・笠間市)出身[2][3][1][注釈 2]。笠間藩主の一門・牧野正倫の長男[1]。1893年(明治26年)陸軍士官学校第4期卒業[2][3]。
1912年(明治45年)4月に騎兵第13連隊長、1912年(大正元年)8月に近衛騎兵連隊長、1914年(大正3年)1月に陸軍騎兵大佐を経て、1918年(大正7年)7月に陸軍少将に昇進と同時に待命、翌年1月に予備役に編入した[2][3]。
栄典
- 1894年(明治27年)5月1日 - 正八位[4]
- 1895年(明治28年)
- 1897年(明治30年)12月15日 - 正七位[7]
- 1904年(明治37年)5月27日 - 勲五等瑞宝章[8]
- 1908年(明治41年)5月11日 - 正六位[9]
- 1913年(大正2年)7月21日 - 従五位[10]
- 1914年(大正3年)11月30日 - 勲三等瑞宝章[11]
- 1918年(大正7年)7月24日 - 正五位[12]
脚注
注釈
- ^ 『日本陸軍将官辞典』では明治3年(1870年)10月生まれ。
- ^ 廃藩置県前の生まれであるが、参考文献に従い茨城県とした。
出典
- ^ a b c 『茨城県紳士録 昭和10年』有備会出版部、1935年、p.883。
- ^ a b c d 『日本陸軍将官辞典』665頁。
- ^ a b c 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』109頁。
- ^ 『官報』第3258号「叙任及辞令」1894年5月12日。
- ^ 『官報』第3717号、1895年11月16日。
- ^ 『官報』第3749号、1895年12月25日。
- ^ 『官報』第4341号、1897年12月18日。
- ^ 『官報』第6271号、1904年5月28日。
- ^ 『官報』第7460号、1908年5月12日。
- ^ 『官報』第294号、1913年7月22日。
- ^ 『官報』第700号、1914年12月1日。
- ^ 『官報』第1794号、1918年7月25日。
参考文献
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。