熊野村(くまのむら)は、かつて富山県上新川郡にあった村。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、上新川郡悪王寺村、島田村、小中村、杉瀬村、下千俵村、陀羅尼寺村、金屋村、吉岡村、経力村、宮保村、森田村、上石田村、古上野村、林崎村、青柳新村、牧田村、江本村、下熊野村の区域の一部、安養寺村の区域の一部、辰尾村の区域の一部、上熊野村の区域の一部及び辰尾新村の区域の一部の区域をもって、上新川郡熊野村が発足する。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 上新川郡新保村、熊野村及び月岡村が合併して、上新川郡富南村が発足する。
村役場の変遷
1889年(明治22年)の熊野村発足当初の村役場は村本方に置かれていた(初代)。1892年(明治25年)宮保村の小学校横に移転(2代目)。1897年(明治30年)5月30日には、悪王寺字水尻割159番地に、木造2階建て瓦葺の役場庁舎が竣工した(3代目)[1]。
4代目の村役場庁舎は1933年(昭和8年)起工、1935年(昭和10年)5月に竣工した(物置除き159.8坪)。その後は熊野村役場→富南村役場→富山市役所富南支所として、1977年まで使用された[2]。
参考文献
脚注
- ^ 『熊野郷土史』(1989年12月1日、熊野郷土史編纂員会編纂、熊野校下自治振興会発行)226頁
- ^ 『熊野郷土史』(1989年12月1日、熊野郷土史編纂員会編纂、熊野校下自治振興会発行)227頁
関連項目