満福寺(まんぷくじ)は兵庫県神戸市兵庫区東柳原町にある時宗の仏教寺院。
歴史
延慶元年(1308年))時宗第2祖他阿真教上人の開基。他阿真教上人は一遍上人(証誠大師)に指尊を仰ぎ、学を究め諸国を遊行して念仏行化につとめ、遊行上人と称される。当寺は真光寺の隠居寺とも呼ばれる。
寺記によれは一遍上人入寂の後、他阿真教上人が法灯を継ぎ、宗祖入寂の地に寺塔を建立しようと、伏見天皇に奉上して勅許により真光寺道場が建立さる。別名満福寺、長楽寺てある。
当時の本尊は、菅原道真公自作の十一面観世音菩薩像で、戦前まて広く信仰されていた。
また阿弥陀如来、聖観音、勢至菩薩の3像も、鎌倉前期の仏師運慶作と伝えられ、境内一町四方にわたり片桐市正によって黒印を下附されていた。
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出典