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「港の五番町」
五木ひろしのシングル
B面	死んでもいい
リリース	1988年9月22日
ジャンル	演歌
時間	4分30秒
レーベル	ニュークリーク
ゴールドディスク
	第30回日本レコード大賞・金賞;
チャート最高順位
	12位（オリコン）; 9位（ザ・ベストテン）; 1988年度年間70位（オリコン）; 1988年度年間25位（ザ・ベストテン）;
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「港の五番町」
原みつるとシャネル・ファイブのシングル
A面	港の五番町
B面	泣かない女
リリース	1972年9月
規格	7インチシングル
録音	1972年6月日本
ジャンル	歌謡曲
時間	3分19秒
レーベル	キングレコード / BS-1571
作詞・作曲	阿久悠（作詞）; 彩木雅夫（作曲）
原みつるとシャネル・ファイブシングル年表
平田満年表
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「港の五番町」
愛田健二のシングル
B面	愛の終着駅
リリース	1972年7月10日
ジャンル	歌謡曲
レーベル	ポリドール
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『港の五番町』（みなとのごばんちょう）は、1972年（昭和47年）7月に愛田健二、同年9月に原みつるとシャネル・ファイブ、1988年（昭和63年）9月に五木ひろしがカヴァーしてリリースしたシングルである。原みつる（平田満）によるヴァージョン（以下平田版）は同バンドの3枚目のシングル、五木版は『よこはま・たそがれ』から数えて55枚目のシングルで、同年の第30回日本レコード大賞金賞を受賞した。

解説

元々は1972年に『かもめ町みなと町』などとともに作詞・作曲家6人ずつのコンビによる楽曲を2曲ずつ収録するという五木のアルバム『ぼくの新しい十二曲』のうちの1曲として制作されたもので、この版は馬飼野俊一が編曲を手掛けた^[1]。

同年7月10日には愛田健二のシングルとして発表され、こちらも馬飼野が編曲を手掛けている。なおB面の『愛の終着駅』は八代亜紀の同名曲とは異なる。

原みつるとシャネル・ファイブにとっては、デビュー以来、藤本卓也の楽曲を歌って来たが、AB面ともに初めての阿久・彩木コンビの作品であった^[2]。1972年6月に録音、同年9月にリリースされた^[2]が、チャート、売上ともに数字は残していない。平田版は、2001年（平成13年）にリリースされた企画盤CD-BOX『ムードコーラス・スペシャル秘密のカクテル』 Vol.4（東芝EMI GSD-7504）に、5枚目のシングル表題曲『くやし泣き』とともに収録された。

1976年（昭和51年）にはアルバム『阿久悠の我が心の港町』のうちの1曲として、阿久本人のナレーションと上村次郎（現：新田晃也）の歌唱にて収録されている。なおこのアルバムはのちに八代亜紀の歌唱で知られる『日本海』も収録されている。

1988年、16年ぶりに発掘され、竜崎孝路による編曲と再録音を経て発売された五木版は、累計売上は約50万枚であり^[3]、同年12月31日に、NHKホールで行われた第39回NHK紅白歌合戦に本作で18回目の出場を果たした。