泰安李氏(テアンニし、朝鮮語: 태안이씨)は、朝鮮の氏族の一つ。本貫は忠清南道泰安郡である。2015年の調査では、4,339人である[1]。
始祖は、中国・唐の人である李昇南の子孫で隴西出身(隴西李氏(中国語版))の李奇であり、高麗光宗時代に戦乱を避けるため高麗の泰安に亡命した。
李奇の7代子孫の李蕆が泰安を領地に下賜され、泰安府院君に封ぜられたことから、泰安を本貫にして泰安李氏を創始した。