法華寺(ほっけじ)は、埼玉県さいたま市岩槻区にある臨済宗円覚寺派の寺院。
歴史
創建年代は不明であるが、鎌倉時代末期に天台宗から臨済宗に転宗した記録があることから、鎌倉時代には既に存在していたものと推測される[2]。
当寺には後醍醐天皇の綸旨や足利尊氏の施行状が残されている。いずれも当寺の寺領を安堵する文書であり、「法華寺文書」として埼玉県の文化財に指定されている[2]。
建武政権以降、歴代政権や領主の庇護を受けている。江戸時代も岩槻藩によって保護されている[2]。
文化財
- 法華寺文書(埼玉県指定有形文化財 昭和41年3月8日指定)[3]
交通アクセス
脚注
- ^ a b c 大村進 著『埼玉ふるさと散歩(岩槻市)』さきたま出版会、1992年、57-58p
- ^ “県指定等文化財”. 埼玉県. p. 22. 2022年10月24日閲覧。
参考文献