水谷 竜一(みずたに りゅういち、1964年11月19日 - )は、日本の空手家。東京都出身。
略歴
1970年代前半に一世を風靡した『空手バカ一代』に感化され、1976年、中学生になったばかりの歳に極真会館添野道場(現世界空手道連盟士道館、添野義二館長の師範時代)の門を叩く。当時はまだ大人のみを受け入れる道場しかなく、中学生の入門者はめずらしかった。また、空前の空手ブームでもあり、毎日のように数十人の入門者があるも、あまりの激しく厳しい稽古に挫折する者が多かった。それでも己の本文を尽くすべく添野に師事して空手道に精進し、17歳でキックボクシングも経験する[1]。
2001年にオーストラリアへ渡り、2003年に世界空手道連盟士道館オーストラリア支部長に就任する[2]。
2009年に帰国の後、三重県伊勢市に伊勢水谷道場を開設する[3]。三重県空手道連合会の理事長、のち2015年4月から会長を務める。
2022年8月 士道館空手8段に昇段。
2022年12月 世界空手道連盟士道館 最高顧問に就任。
人物
オーストラリア政府認定マーシャルアーツインストラクター、一般スポーツコーチの資格を持つ。青少年育成、スポーツ学校での教育、国際交流と精力的に活動を行っている。
出典
- ^ 金村行朗編『格闘Kマガジン』ぴいぷる社、2004年6月号、56頁57頁より引用
- ^ 士道館空手シドニー支部長 水谷 竜一インタビュー cheers、2014年3月10日閲覧。
- ^ 士道館 伊勢水谷道場 士道館伊勢水谷道場、2014年3月10日閲覧。
外部リンク