正福院(しょうふくいん)は、埼玉県白岡市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
849年(嘉祥2年)、慈覚大師円仁によって開山された。当初は円仁の宗派である天台宗であったが、1195年(嘉祥2年)に真言宗に転宗している。本尊は円仁作とされる薬師如来である[1][2]。
当院の墓地があるところは縄文時代の貝塚があり、「正福院貝塚」と呼ばれている。縄文海進における東京湾(奥東京湾)の最奥部に位置している[1][2]。
文化財
- 正福院の宝篋印塔(白岡市指定文化財 昭和53年11月1日指定)[3]
- 正福院貝塚(白岡市指定文化財 昭和53年11月1日指定)[4]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年