横田村(よこたむら)は、かつて富山県射水郡にあった村。
村名は横田宗右衛門がこの地を開いたとの伝承による。
沿革
- 1503年(文亀3年)2月12日 - 室町幕府奉公衆の大館持房の所領の中に越中横田の名がある。(「大館持房行状」三浦周行所蔵文書より)
- 1582年(天正10年) - 佐々成政により、横田・四屋川原が諏訪三郎兵衛の知行地となる。(「知行宛工状」佐野家文書)
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、射水郡横田村の区域の一部、四ツ屋川原村、内免新村、開発新村、甲島村、羽広村、開発村の区域の一部、鷲島新村の区域の一部、鴨島村の区域の一部の区域をもって、射水郡横田村が発足する。当時は隣接する西条村と組合役場を設けていた[2]。
- 1896年(明治29年) - 西条村との組合役場を解散[3]。同年、庄川の洪水で建物流失130余、耕地流荒60余町の被害を受ける。以降1919年(大正8年)までに全村約353haの耕地整理が完了する[1]。
- 1908年(明治41年) - 富山県下最初の購買販売利用組合を設立[1]。
- 1928年(昭和3年)6月1日 - 横田村が高岡市に編入する。現在は高岡市内の町名として存在する。
参考文献
脚注
関連項目