桑原 英子(くわはら えいこ、1953年 - )は、日本の声楽家。
経歴
山口県宇部市出身。国立音楽大学首席卒業後、声楽家として活動し武岡賞を受賞する。三隅洋子、田島好一、渡辺高之助、疋田生次郎に師事し、国立ミラノ音楽院に留学した。
イタリアに於いてマリア・カラスの師であるエルヴィラ・デ・イダルゴのもとでベルカント唱法を学ぶ。イタリアのカリアリや北京でのコンサートに出演し、東京ではイイノホール、紀尾井ホール、日本大学カザルスホールでリサイタルを開いた。CDでは「溝上日出夫歌曲集」「中原中也生誕90年・没後60年メモリアル復活・スルヤ演奏会'97」をリリースした。
日本各地にてリサイタルを開き、1989年(平成元年)3月には北京でリサイタルを開く。また、同年7月、カリアリで日本歌曲によるコンサートを、1991年(平成3年)にはピョンヤンでリサイタルを開いた。1996年(平成8年)に溝上日出夫歌曲集CD録音及び完成コンサートで演奏、同年ホセ・カレーラスの伴奏者ロレンツォ・バヴァーイをイタリアより招聘、ジョイントリサイタルを開き好評を博した。
審査員・会員歴
主な受賞歴
- 1974年 - 第5回イタリア声楽コンコルソ 第1位ミラノ大賞受賞(国立音楽大学3年在学時)
- 1980年 - 第49回日本音楽コンクール声楽部門 第2位
主な演奏歴
オペラ
- 『魔笛』『夜の女王』- パミーナ
- 『ランメルムールのルチア』- ルチア
- 『リゴレット』- ジルダ
- 『ラ・ポエーム』- ムゼッタ
- 『ナクソス島のアリアドネ』- ツェルビネッタ
コンサート(独唱)
脚注・出典
外部リンク
http://magi.o.oo7.jp/mizokami/biography-folder/biography-eiko.html
https://opera.tosei-showa-music.ac.jp/search/Author/Home?author=桑原英子&type=Author&filter%5B%5D=staff%3A%22増田宏昭%22
https://www.jamrice.co.jp/yosuke/diary/archive/diary-cd0507.htm