根岸 一美(ねぎし かずみ、男性、1946年 - )は、日本の音楽学者、大阪大学名誉教授、元同志社大学任期付教授。
人物
アントン・ブルックナーの研究を中心に、19世紀のドイツ・オーストリア音楽の歴史と美学研究を専門とする。また、関西(特に兵庫県宝塚市)における西洋音楽受容の研究の一環として、ブルックナーの作品を日本に紹介したオーストリアの指揮者、ヨーゼフ・ラスカについての調査・研究を行っている。
経歴
著書
- 『ブルックナー』音楽之友社・作曲家・人と作品シリーズ 2006
- 『ヨーゼフ・ラスカと宝塚交響楽団』大阪大学出版会、2012
- 共編
- 『音楽学を学ぶ人のために』三浦信一郎共編 世界思想社 2004
翻訳
- ヴォルフガング・ザイフェルト『ギュンター・ヴァント 音楽への孤高の奉仕と不断の闘い』音楽之友社 2002
外部リンク