東光院(とうこういん)は、埼玉県川口市にある真言宗智山派の寺院。なお、当院の約3キロメートル北北東の同市安行原に、寺号が類似する東光寺がある。そちらの寺も真言宗智山派である。
歴史
創建年代は不明である。ただ当寺の墓地に「応安元年(1368年)」造立の沙弥聖政による板碑があり、その下から骨壺が出土したことから、この沙弥聖政を開山としている。その後、永峻によって中興された[1]。
当院では、昭和時代の頃まで大般若経の転読会が行われていたが、現在は中絶している[1]。
当院の境内は毛長川の自然堤防の上にあり、「東光院貝塚(江戸袋貝塚)」と呼ばれる貝塚がある[1]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b c 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年、315p
参考文献
- 川口大百科事典刊行会 編『川口大百科事典』川口大百科事典刊行会、1999年