来迎寺(らいこうじ)は、神奈川県鎌倉市材木座二丁目(字能蔵寺)にある時宗の寺院。
歴史
1194年(建久5年)、源頼朝の開基である。衣笠城合戦で戦死した三浦義明の菩提を弔うために寺を創建した。当初は真言宗の寺院で「能蔵寺」と称していた。その後、音阿によって時宗に転宗し「来迎寺」に改称した[1][2]。
当寺の本尊は阿弥陀如来で、三浦義明の守護仏といわれている[2]。
当寺には、2基1組の五輪塔が安置されている。これは三浦義明と多々良重春の墓と伝えられている。多々良重春は石橋山の戦いに敗れて戦死した武将である[2]。
交通アクセス
脚注
- ^ 来迎寺(らいこうじ)鎌倉市観光協会
- ^ a b c 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年、64-65p
参考文献
- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年
外部リンク