本港新町(ほんこうしんまち[3])は、鹿児島県鹿児島市の町。郵便番号は892-0814[5]。人口は0人、世帯数は0世帯(2020年4月1日現在)[6]。面積は0.267平方キロメートル。
本港新町の区域にある鹿児島港本港区(北ふ頭・南ふ頭)には桜島フェリーや離島航路の埠頭と旅客ターミナルがあり、鹿児島市の海の玄関口となっている。また、ウォーターフロントとして整備されており、いおワールドかごしま水族館やウォーターフロントパークなどがある。
地理
鹿児島市の中部にある臨港地域にあり、町域全体が埋立地からなっている。町域の西方には泉町、小川町、易居町、名山町、西方から南方にかけてに住吉町がそれぞれ接しており、東側には鹿児島湾が面している。
町域には桜島フェリーや種子・屋久高速船航路、奄美・沖縄航路、フェリー十島、フェリー三島などの旅客船の発着港が集約されており、鹿児島市の海の玄関口となっている。また、いおワールドかごしま水族館があり、隣接してNHK鹿児島放送局が所在している。
歴史
鹿児島港本港区の埋立て
1982年(昭和57年)の港湾計画改定により本港区に離島航路集約と商業・文化施設の建設を行うこととなり、1986年(昭和61年)に埋め立て工事に着手し、1998年(平成10年)までにかけて鹿児島港の本港区として埋め立てられた区域である。1993年(平成5年)に北ふ頭、10年には南ふ頭が竣工し、同年には桜島フェリーターミナルも供用を開始した。
本港新町の設置以降
1991年(平成3年)3月29日に公有水面埋立地の区域より鹿児島市の町「本港新町」として設置された。
1991年(平成3年)11月13日[11]、1998年(平成10年)12月8日[12]、2001年(平成13年)3月23日にそれぞれ公有水面埋立地の区域を本港新町に編入した[13]。
1997年(平成9年)5月にはいおワールドかごしま水族館が開館した。2005年(平成17年)4月25日には複合商業施設であるドルフィンポートが開業(2020年3月31日閉鎖[15])し、2006年(平成18年)10月にはそれまで天保山町に局舎を置いていた日本放送協会(NHK)の鹿児島放送局は本港新町に局舎を新築して移転した。
町域の変遷
施設
公共
その他
文化財
国指定
国登録
交通
航路
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駐車場から
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正面入り口
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入口から南埠頭(右、緑の屋根)方向を臨む。
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奥側のカウンターは旧、
高速船ジェットフォイルトッピー受付であった。(南埠頭移転)
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見切れているが奥は旧、
折田汽船屋久島2受付であった。(南埠頭移転)
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裏口より2階待合所、3階展望所だというのが分かる。ブリッジが2階より港湾側に掛かっている。
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旧、種屋久航路の待合所。撮影後、主に奄美航路への乗り場へと転換。
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2階待合所、3階展望室であったが、撮影時(2011年1月)は奄美航路、転換前の為、封鎖。
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2階には船の仕組みと説明書きがあり、3階は無料展望所となっていた。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[26]。
脚注
参考文献
関連項目