星福寺(せいふくじ)は、埼玉県加須市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
康平年間(1058年 - 1065年)に開山された。その後、1126年(大治元年)に近くの「天神社」の梅の木に星が降ったという逸話から「星福寺」という寺号になったという[1]。
境内の南には多くの地蔵が置かれている。これは江戸時代に古利根川を閉め切る工事に駆り出され、事故死した囚人の冥福を祈るために建てられたものである。地蔵像の他にも石塔があり、これは牢名主の墓石といわれている[1]。
文化財
- 星福寺「十三仏板碑」(加須市指定有形文化財 平成5年12月1日指定)[2]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年