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この項目では、安城市野寺町にある邸宅について説明しています。安城市和泉町にある邸宅については「神谷家住宅 (安城市)」をご覧ください。 |
旧神谷家住宅(きゅうかみやけじゅうたく)は、愛知県安城市野寺町野寺33-2にある邸宅。主屋が登録有形文化財。
歴史
西三河における有力な真宗寺院である本證寺の境内に隣接する。1920年(大正9年)に建てられた[2]。1945年(昭和20年)1月13日の三河地震では柱などに被害が出た[3]。1983年(昭和58年)頃に改修された[2]。
2024年(令和6年)8月15日、主屋が登録有形文化財に登録された[1]。登録基準は「造形の規範となっているもの」[2]。安城市では18件目の登録有形文化財である[3]。建物は安城市が取得しており、耐震補強を行った上で一般公開が予定されている[3]。
建築
切妻造、桟瓦葺[1]。本證寺の内堀の南東にある[1]。南面して建つ[1]。2列各3室の六間取の平面構成であり、後列西には角屋敷が接続している[2]。前列西の仏間は説法のために一段高くなっている[2]。真宗信仰が発展した西三河平野部の民家の典型例とされる[2]。
脚注
外部リンク
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