株式会社日本パーカーライジング広島工場(にほんパーカーライジングひろしまこうじょう、NIHON PARKERIZING HIROSHIMA WORKS Co., Ltd.)は、広島県広島市中区大手町に本社を置く、金属表面処理、道路標識、道路標示の製造・販売などを行う会社。
概要
自動車や携帯電話、パソコン、液晶テレビ、さらには人工衛星、医療機器や航空機などの製品に表面処理を行なっている。また、交通安全施設の分野においても、国内でもっとも歴史ある会社のひとつであり、戦後から道路環境の整備を行なってきた。現在では、より広く生活環境に貢献する事業として、エコロジー関連商品や建築向け内装資材も取り扱っている。
主な事業内容
金属表面処理部門
- 化成処理
- パルボンド処理
- パルホスM処理
- パルボンド+パルーブ処理
- ウェザーコート処理
- 固体潤滑処理
- アノダイズ処理
- アノダイズ
- 硬貨アノダイズ
- 着色アノダイズ
- 潤滑アノダイズ
- クロム酸アノダイズ
- 光沢、つや消し処理
- 一般熱処理
- イソナイト処理
- 塗装
- クロメート処理
- 無電解ニッケルめっき
道路安全施設部門
- 交通標識
- 区画線
- スリーエムジャパン商品
- 交通安全施設
建築機能材部門
- スコッチティント
- 日射調整フィルム
- 飛散防止フィルム
- 防犯フィルム
- ファサラガラスシェード
- DI-NOCフィルム
- ARシリーズ
- ダイノックネオシリーズ
- 玄関ドア リフォームシート
- KILUCOAT
- セーフティ・ウォーク
- マット製品
- PGガード
プラント部門
- 金属塗装設備
- 前処理装置
- 塗装ブース
- 乾燥装置
- 搬送装置
- 塗装機器(粉体・水性)
- 樹脂塗装設備
- 塗装ブース
- 乾燥装置
- 搬送装置
- 塗装機器(溶剤・水性)
- 接着設備
- 納入した設備、装置に関するメンテナンス及びアフターケア
- 設備、装置に使用する薬品等、自社の取扱商品の情報提供
研究開発部門
- 処理液・皮膜の分析調査
- 金属表面処理の技術開発
- ゲノム関連の技術開発
沿革
- 1940年(昭和15年)10月11日:軍部の要請に基づき、「日本パーカライジング株式会社」の傍系会社として設立。
- 1944年(昭和19年)3月:英語の使用禁止が軍部から通達されたため、社名を「株式会社日本化学防錆広島工場」に変更。
- 1946年(昭和21年)3月:社名を元の「株式会社日本パーカーライジング広島工場」に変更。
- 1946年(昭和21年)9月:道路標識、道路標示の製造・販売を開始。
- 1965年(昭和40年)1月:道路標識一貫生産工場として出島工場(現・出島製作所)を新設。同時に標識、薬品、加工、設備設計施工、工事の各事業部制を導入し、各部門の独立採算制を実施。
- 1976年(昭和51年)4月:八本松工場を新設。
- 1994年(平成6年)4月:出島新工場(現・出島工場)を新設。
事業所一覧
道路安全施設部門
- 東京支店
- 千葉支店
- 広島営業所
- 山口営業所
- 九州営業所
- 出島製作所
- 江津事業所
金属表面処理・化学部門
- 広島営業課
- 水島営業所
- 出島事業所
- 宇品事業所
- 八本松事業所
- 江津事業所
建築機能材部門
研究開発部門
工場・製作所
金属表面処理部門
道路標識・道路標示部門
役員
- 代表取締役社長 - 中山 文宣
- 取締役 - 吉村 和夫
- 取締役 - 近藤 浩二
- 取締役 - 照下 裕之
主な取引先銀行
脚注
外部リンク