新洲崎ジャンクション(しんすざきジャンクション)は、愛知県名古屋市中村区名駅南にある名古屋高速都心環状線・名古屋高速2号東山線・名古屋高速5号万場線が接続するジャンクション (JCT) である。
概要
2号東山線と5号万場線が東西方向に本線上で直通し、南北方向の都心環状線と5号万場線との間の連絡路が設置されている構造である。当JCTでは2号東山線と都心環状線との間の連絡路がないため、この2路線間の連絡は丸田町ジャンクションを利用する必要がある[3]。
都心環状線が時計回り一方通行の関係で、千音寺方面から3号大高線方面および4号東海線方面へ行くには当JCTから都心環状線を経由する必要がある[3]。なお、5号万場線から都心環状線と3号大高線および4号東海線へは当JCTをもって最後の連絡となる(2号東山線を直進すると、この先の丸田町JCTで都心環状線に流入することは不可能であるため)[注釈 2]。
名古屋市道広井町線(名古屋駅およびささしまライブ駅方面)に接続する(仮称)新洲崎出入口(しんすざきでいりぐち)(ハーフインターチェンジ)の設置が2027年(令和9年)度の完成を目指して事業中である[5][6]。
2号東山線の下を通る若宮大通の起点・新洲崎橋がジャンクション直下・名駅南3丁目交差点の東隣にある[注釈 3]。
道路
歴史
隣
- 名古屋高速都心環状線
- (R04) 東別院入口 - 山王JCT - 新洲崎JCT - (R05) 錦橋出口
- 名古屋高速2号東山線
- 新洲崎JCT - (201/211) 白川出入口
- 名古屋高速5号万場線
- 新洲崎JCT - (501/511) 黄金出入口
脚注
注釈
- ^ 『名古屋高速道路公社四十年史』pp.460の名古屋西JCT - 白川間7.3kmから名高速公式HPに記載のある万場線6.8kmをマイナスすると0.5kmとなる。
- ^ 吹上東出口でUターンのうえ吹上東入口へ再入場する制度を利用すれば新洲崎JCTを通過しても大高線と東海線に連絡可能。ただしETC搭載車のうえ15分以内に再入場することを条件とする[4]。
- ^ 新洲崎橋のたもと(北東)に洲崎神社がある。また、堀川で新洲崎橋よりも一つ下流の橋が洲崎橋である。
出典
参考文献
- 名古屋高速道路公社30年史編集委員会『名古屋高速道路公社30年史』2002年。
- 名古屋高速道路公社四十年史編集委員会『名古屋高速道路公社四十年史』2012年。
- 『名古屋高速道路ミニマップ』名古屋高速道路公社経営企画部、平成27年6月版(電子版でも閲覧可能[1])
- 『名古屋高速道路案内地図 Access Guide Map』名古屋高速道路公社経営企画部、平成27年6月版
関連項目