応接間(おうせつま)とは来客を迎え入れることを目的として家屋に設置される部屋(洋間)の名称。応接室。
これは多くの家庭では戦後になってから設けられるようになった部屋である。人々の生活スタイルの西洋化と共に普及したため部屋内に設置されている家具や家電品は西洋スタイルであったと共に、その場で客人をもてなす飲食物もコーヒーや西洋菓子などハイカラな物であった。
旧来の来客用の部屋は客間・客座敷と呼ばれ、和室をイメージされることが多いが、必ずしもそれに限定されない。
外部リンク
- 渕上 貴由樹, 内田 青蔵「座敷の配置と用途にみる2階建て住宅の間取りの機能分化 − 戦前期刊行住宅書にみる2階建て独立住宅の理念形成に関する研究 −」『日本建築学会計画系論文集/』第86巻第790号、日本建築学会、2021年、2720-2730頁、doi:10.3130/aija.86.2720。