徳永 郁介(とくなが いくすけ、1902年8月31日 - 没年月日不詳)は、日本の大学教授[1][2]。熊本県出身。
経歴
熊本県立玉名中学校(現・熊本県立玉名高等学校)、第五高等学校を経て京都帝国大学文学部哲学科(美学及び美学史専攻)卒業[1][2]。
昭和3年、京都市主事、同4年、日本大学講師となり、応召を経て同15年、山口師範学校教諭、次いで小郡農業学校教諭などを歴任した[1]。
その後、再度の応召を経て、昭和21年5月に復員し、同23年3月に熊本女子専門学校教授を経て熊本女子大学(現・熊本県立大学)の教授(美学)となった[1]。
昭和43年に定年退官し、同年7月2日に名誉教授となった。
著書に「ルネサンス」やその他、多数の訳書がある。
脚注
- ^ a b c d 五高人物史刊行会 編『五高人物史』五高人物史刊行会、1959年、学42頁。
- ^ a b 『熊本紳士録 一九六四年版』週刊熊本新聞社出版局、1964年、県内編225頁。