徳応寺(とくおうじ)は、大分県大分市佐賀関にある浄土真宗本願寺派の寺院。
概要
佐賀関中心部にあり、国道217号(愛媛街道)の近くに位置する。
歴史
元和元年(1615年)に明通上人が、沖の島(現在の佐伯市蒲江沖にある離島)にあった徳応寺をこの地に移して再建したとされる[1]。
文久4年(1864年)2月15日には、長崎へ向かう坂本龍馬や勝海舟らが、海路で九州に至り佐賀関に上陸。当寺に宿泊した。龍馬はこの時初めて九州の地を踏んだとされる。当寺には、当時の住職による龍馬や勝海舟らの宿泊者名や、乗船していた船の絵入りの記録が残されている[2]。
脚注
外部リンク