延命寺(えんめいじ)は、千葉県南房総市本織[1]にある、曹洞宗の寺院。山号は長谷山。本尊は虚空蔵菩薩。
歴史
寺伝によると、1520年(永正17年)里見実堯は吉州梵貞を招いて開山とし、田園を寄付して菩提寺にしたという。里見氏から寺領217石余が安堵された。
観音堂に安置されている十一面観世音菩薩は、平尾山大通寺の本尊で、当寺の裏山にあったという。裏山に里見実堯・里見義堯・里見義弘の墓所がある。大正12年(1923年)関東大震災により、境内の小道を横断して出現した断層が、延命寺断層と命名されている。
千葉県指定文化財
南房総市指定文化財
- 地獄極楽絵図
- 源氏里見系図
- 魚鼓
- 延命寺のビャクシン
交通アクセス
隣の札所
- 安房国札三十四観音霊場
- 23 宝珠院 -- 24 延命寺 -- 25 真野寺
外部リンク
脚注