平野 卿子(ひらの きょうこ、1945年2月23日[1] - )は、日本の翻訳家。
神奈川県横浜市生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京都立大学大学院独文科中退後、ドイツのテュービンゲン大学留学。児童文学、小説、ノンフィクションを翻訳。『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生』(でドイツからレッシング翻訳賞を受賞。
著書
翻訳
- 『もじゃもじゃあたまのかいぞくたち』(マルグレート・レティッヒ、金の星社) 1986
- 『しあわせはこぶハッピッピ』(J・リヒター、文研出版) 1987
- 『転校生ロベルトとひみつの友だち』(パウル・マール、金の星社) 1988
- 『ぼくはきみが好き』(A・ブレーガー、金の星社) 1988
- 『葉っぱのきもち』(ヨゼフ・グッゲンモース、ほるぷ出版) 1989
- 「金ぱつフランツ」(クリスティーネ=ネストリンガー、偕成社、幼年翻訳どうわ)
- 1)『フランツまいごになる』 1989
- 2)『丸がりフランツずるするな!』 1989
- 3)『1年ぼうずもらくじゃない』 1990
- 4)『やったね!1年生のしゅくだい作戦』 1990
- 5)『フランツおばけをこらしめる』 1991
- 7)『フランツはじめて恋をする』 1992
- 8)『うちのテレビはちょう能力?』 1995
- 『むくいぬのツォッテルとカラスのラーベ』(リロ・フロム、岩崎書店) 1989
- 『核分裂を発見した人 リーゼ・マイトナーの生涯』(シャルロッテ・ケルナー、晶文社) 1990
- 『テオの家出』(ペーター・ヘルトリング、文研出版) 1990
- 『手のなかのすずめ』(アンネゲルト・フックスフーバー、ほるぷ出版) 1990
- 『ぼく、とりをかっていい?』(マルティン・アウアー、ほるぷ出版) 1990
- 『ジグザグ村のヒーロー』(イゾルデ・ハイネ、文研出版) 1991
- 「おとぼけアンナ」(マンフレート・マイ、リブリオ出版)
- 1)『パパ、とりかえっこしない?』 1991
- 2)『ママはお休み』 1991
- 3)『にちようとすごす日よう日』 1991
- 4)『アンナとかわいいおとうと』 1992
- 『かべにプリンをうちつけろ』(クリスティーネ・ネストリンガー、ほるぷ出版) 1992
- 「そばかすジェシー」(ミリアム・プレスラー、リブリオ出版)
- 1)『はじめてのボーイフレンド』 1992
- 2)『ジェシーと七つのねがいごと』 1992
- 3)『ジェシーとめがねじけん』 1992
- 『ついてる、ついてないマックス』(ヴァルター・ヴィッパースベルク、講談社) 1992
- 『ねずみの友だちから学んだこと 北アメリカのインディアンのくらし』(カリン・フォン・ヴェルク、リブリオ出版、子どものための民族学) 1992
- 「アボンリーへの道」(ルーシー・モード・モンゴメリ原作、金の星社)
- 2)『ストーリー・ガール誕生』(G・ハミルトン) 1993、のちフォア文庫
- 8)『魔女の妙薬』(G・ハミルトン) 1994
- 13)『のろわれたバイオリン』(H・コンキー) 1995
- 18)『動かぬ証拠』(H・コンキー) 1995
- 『ねえ、だれがこどもをつくるの?』(ヤーノシュ、講談社) 1993
- 『さらわれた王子さまと庭師の娘』(ゲルハルト・ホルツ・バウマート、講談社) 1994
- 『ぼく、ブタになっちゃった!』(ラルフ・ブチュコウ、岩崎書店) 1994
- 『ゆきのよるのおきゃくさま』(ティルデ・ミヒェルス、宝島社) 1994
- 『わたしの天国でまた会いましょうね』(クリステル&イザベル・ツァヘルト、集英社) 1994、のち文庫
- 『わたしは憧れているのアンネ・フランク』(ミリヤム・プレスラー、ほるぷ出版、シリーズ<生き方の研究>) 1994
- 『あたしのスーパーマックス』(ラルフ・ブチュコウ、岩崎書店) 1995
- 『アンネ・フランクからあなたに 踏みにじられた少女の生命』(リチャード・アムダー、講談社) 1995
- 『水の精SOSを発する』(J・ペストゥム、文研出版) 1995
- 『レナとお月さま』(ヘルムート・ザコウスキー、講談社) 1995
- 『女薬剤師』(イングリート・ノル、集英社) 1996
- 『夕ごはんまでの五分間』(イヴァ・プロハースコヴァー、偕成社) 1996
- 『ロミー・シュナイダー事件』(ミヒャエル・ユルクス、集英社) 1996
- 『思いがけない贈り物』(エヴァ・ヘラー、講談社) 1997
- 『南京の真実』(ジョン・ラーベ、エルヴィン・ヴィッケルト編、講談社) 1997、のち文庫
- 『日曜日だけのママ』(グードルン・メブス、講談社青い鳥文庫) 1997
- 『ぼくらさんびきぼうけんたい』(ヘルメ・ハイネ、小学館) 1997
- 『誰からも好かれようとする女たち モナリザ・シンドローム、微笑みの心理』(ウーテ・エーアハルト、講談社) 1998、のち講談社+α文庫
- 『ビヨンド・サイレンス』(カロリーヌ・リンク、集英社) 1998
- 『ほら男爵の冒険』(ビュルガー編、小学館) 1998
- 『湖が青く輝くとき』(ユッタ・トライバー、講談社) 1998
- 『花粉の部屋』(ゾエ・イェニー、新潮社) 1999
- 『どこにいるの、おじいちゃん?』(アメリー・フリート、偕成社) 1999
- 『見えない道のむこうへ』(クヴィント・ブーフホルツ、講談社) 1999
- 『もう闇のなかにはいたくない 自閉症と闘う少年の日記』(ビルガー・ゼリーン、草思社) 1999
- 『クレイジー』(ベンヤミン・レーベルト、文藝春秋) 2000
- 『特技は殺人』(イングリート・ノル、集英社文庫) 2000
- 『光の子がおりてきた』(ポーラ・フォックス、金の星社) 2000
- 『毎日のわたしに自信が持てる20の方法』(ウーテ・エーアハルト、講談社) 2000
- 『王女さまは4時におみえになる ある愛のお話』(ヴォルフディートリヒ・シュヌレ、偕成社) 2001
- 『おはなしのくすり箱 子どもと読む』(コルネリア・ニッチュ、PHP研究所) 2001、のち文庫
- 『耳をすませば』(エルケ・ハイデンライヒ、講談社、世界の子どもライブラリー) 2001
- 『ゼルプの欺瞞』(ベルンハルト・シュリンク、小学館) 2002
- 『マサイの恋人』(コリンヌ・ホフマン、講談社) 2002
- 『私だって言ってみたい! 人生が楽になる女たちの名文句』(タニア・シュリー,フーベルトゥス・ラーベ編、講談社) 2002
- 『北朝鮮を知りすぎた医者 脱北難民支援記』(ノルベルト・フォラツェン、草思社) 2003
- 『灼熱』(シャーンドル・マーライ、集英社) 2003
- 『アナ=ラウラのタンゴ パパの謎を追って』(ヨアヒム・フリードリヒ、ポプラ社) 2004
- 『女なしのほうが幸せな57の理由』(イェンス・オリバー・ハース、草思社) 2004
- 『子どもが育つ魔法の言葉 for mother and father』(ドロシー・ロー・ノルト、PHP研究所) 2004、のち文庫
- 『子どもが育つ魔法の言葉 for the family』(ドロシー・ロー・ノルト、PHP研究所) 2004、のち文庫
- 『北朝鮮を知りすぎた医者 金正日への最後通告』(ノルベルト・フォラツェン、草思社) 2005
- 『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生』(ヴァルター・メアス、河出書房新社) 2005
- 『幸せの公式 人生を楽しむ「脳力」を育てましょう』(シュテファン・クライン、講談社) 2005
- 『「生意気な女」になるための20の方法』(ウーテ・エーアハルト、講談社+α文庫) 2005
- 『二人の王子とドラゴン』(タンヤ・キンケル、サンマーク出版) 2006
- 『凍える森』(アンドレア・M・シェンケル、集英社文庫) 2007
- 『もの忘れの達人たち ほら、あの~、そうそれそれっが出たとき読む本』(トム・フリードマン、集英社) 2007
- 『アンディとマルワ イラク戦争を生きた二人の子ども』(ユルゲン・トーデンヘーファー、岩波書店) 2008
- 『ボーアウト 社内ニート症候群』(フィリップ・ロートリン,ペーター・R・ヴェルダー、講談社) 2009
- 『もっと時間があったなら! 時間をとり戻す6つの方法』(シュテファン・クライン、岩波書店) 2009
- 『子どもといっしょに育つ魔法の言葉 幸せな家庭をつくるために』(ドロシー・ロー・ノルト、PHP研究所) 2010
- 『トーニオ・クレーガー 他一篇』(トーマス・マン、河出文庫) 2011
- 『あたしのカルマの旅』(ダーヴィット・ザフィア、サンマーク出版) 2013
- 『ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ、マーヤ・デュシコーヴァ絵、講談社の翻訳絵本) 2013
- 『もうなかないよ、クリズラ』(ゼバスティアン・ロート、冨山房) 2013
脚注