平山 寛菜(ひらやま かんな)は、日本のアニメーター、イラストレーター、キャラクターデザイナー。
熊本県[1]出身。イラストレーターとしての別名義にkappe(カッペ)がある[2]。
略歴
2018年、CAMPFIRE上のクラウドファンディングによって資金調達され、ディヴァ―ジュ[3] × 福島ガイナックス(現ガイナ)によって製作されたショートアニメ『超アイドル伝説大森杏子』でキャラクターデザインを担当したほか[4][5]、本編一人作画を行った。
2019年に『ギヴン』、2020年に『グレイプニル』でプロップデザインを務め、同年『彼女、お借りします』において、キャラクターデザイン・プロップデザイン・全話全カット総作画監督・OP一人作画監督・ED一人作画を務め、"Best in Character Design" in 7th Anime Trending Awardsを受賞した[6]。
2021年、『SELECTION PROJECT』で初めて、原案からのキャラクターデザインを担当した。
2023年、『【推しの子】』でキャラクターデザインを担当し、第8回Crunchyrollアニメアワードの"Best Character Design"にノミネートされた[7]ほか、第10回Anime Trending Awardsでは"BEST CHARACTER DESIGN"を受賞した[8]。
人物
現場からの評価
『彼女、お借りします』のキャラクターデザインを担当することになった経緯について、監督の古賀一臣は「キャラクターデザインはkappe(平山寛菜)さんが出してくれたコンペ用のキャラが一発で(原作者である宮島礼吏)先生のお気に入りになった」とインタビューで語っている[9]。
また『SELECTION PROJECT』で監督を務めた平牧大輔はインタビューで「彼女は出世が早すぎなんですよ(笑)」と話している。同作で制作プロデューサーを務めた小林涼は、「平山さんは原画のころから『キャラデをやりたい』って周りに言っていたんです。ほぼ99%の人が自信や経歴をつけてから『キャラデをやりたい』と言い出すのに、平山さんは最初から言っていた(笑)。だから『この人はキャラデ志望なんだ』って、制作も目をつけていたし、もちろん絵が上手いのもあるんですけど、自己プロデュースが上手いですよね」と語っている。実際、平山自身も同インタビューで『彼女、お借りします』のキャラクターデザインはアニメーター歴3年目の時に決定したと語っている[10]。
参加作品
テレビアニメ
- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
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- 2022年
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- 2023年
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- 2024年
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劇場アニメ
- 2019年
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- 2020年
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OVA
- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
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書籍
- 2017年
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- 2021年
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その他
- 2017年
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- 2021年
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- TVアニメ「SELECTION PROJECT」キャラクターデザイン平山寛菜 SPECIALドローイング映像(ドローイング映像[18])
- 【SELECTION PROJECT】「スミパンダの制作現場突撃訪問!」第1回 動画工房探検編(インタビュー[10])
- 【SELECTION PROJECT】「スミパンダの制作現場突撃訪問!」第2回 スタッフ座談会編(インタビュー[10])
受賞歴
- 2021年
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- "Best in Character Design(彼女、お借りします)" in 7th Anime Trending Awards(2021年)[6]
「kappe」名義での活動
書籍
- 2018年
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- 2022年
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- 2023年
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- 2024年
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イラスト
- 2022年
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同人
- 2021年
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- A.I.Strength(金田悠真:著、アップワークス文庫、表紙イラスト)[20]
- 限界OLですが、捨て猫魔王を拾ったら人生楽しくなってきた。』(蛙田アメコ:著、アップワークス文庫、表紙イラスト)[21]
受賞歴
- 2015年
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関連項目
参考文献
脚注
出典
外部リンク