常願寺川公園(じょうがんじがわこうえん)は、富山県中新川郡立山町利田および、富山市水橋開発にある公園である。公園センター(事務所)は立山町側にある。
概要
1974年(昭和49年)8月20日、富山市が常願寺川右岸の大日橋と常盤橋の間の河川敷(建設省(現・国土交通省)の砂利置場)約2.5㎞を大規模なスポーツ・レクリエーション施設として活用する計画を立てる[2][1]。その後、1975年(昭和50年)11月18日[3]に都市計画(13ha)が決定し、1977年(昭和52年)度より事業着手し、1988年(昭和63年)度まで整備事業を進めてきた。完成は1984年(昭和59年)10月6日である。総事業費は6億6,000万円[4]。1988年(昭和63年)9月30日には公園の完成式が挙行された[1]。
ソメイヨシノとサトザクラの500本の桜、イチョウやケヤキなどの紅葉の名所としても知られている[5]。
敷地内には富立大橋が横断している[5]。
主な施設
- 野球ひろば
- テニスコート(1986年10月4日竣工[6])
- サッカーひろば
- ラグビーひろば
- スポーツハウス(1998年9月30日完成、鉄筋コンクリート2階建て[1])
- 芝生スポーツひろば
- 花の木ひろば
- バーベキューひろば
- ピクニックひろば
- わんぱくひろば(大型遊具を完備[4])
- グミの木ひろば
- 馬場(1.7ha、開園当時県内では珍しかった[4])
脚注
- ^ a b c d 『北日本新聞』1988年10月1日付朝刊20面『スポーツハウス完成 常願寺川公園』より。
- ^ 『富山市史 第五巻』(1980年3月10日、富山市役所発行)608頁。
- ^ 『とやまの都市公園』(1987年3月、富山県土木部都市計画課編集)、31頁。
- ^ a b c 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)558 - 559ページ。
- ^ a b 施設紹介と利用案内(常願寺川公園)
- ^ 『県広報とやま』1986年11月号(No.214)(富山県企画県民部広報課企画・発行)14頁『常願寺川公園テニスコートがオープン』より。
関連リンク