常性寺(じょうしょうじ)は、東京都調布市にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
開山・開基は不明であるが、鎌倉時代に創建されたと伝えられている。元々は多摩川のほとりに位置していたが、慶長年間(1596年 - 1615年)に現在地に移転した。成田山新勝寺から勧請した不動明王を安置していることから、「調布不動尊」と呼ばれている[1]。
当寺には、本尊の薬師如来と不動明王の他に、調布市の文化財に指定されている馬頭観音も安置している。1824年(文政7年)に造立されたもので、元々は近くの野川のほとりに位置していたが、道路拡幅工事のため、1955年(昭和30年)に当寺境内に移設された[2][1][3]。
文化財
- 小橋の馬頭観音塔(調布市指定有形民俗文化財 昭和44年11月12日指定)[2]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 芥川龍男 著『八王子・日野・府中・調布・町田史跡散歩(武蔵野多摩史跡ガイド①)』学生社、1979年
外部リンク