『対決』(たいけつ、Showdown)は1973年に公開されたアメリカ合衆国の西部劇映画。監督、製作ジョージ・シートン。出演はロック・ハドソン、ディーン・マーティン、スーザン・クラーク。
ストーリー
アート、ペリー、マイクのウィリアムズ3兄弟とビリー・マッセイの4人がニューメキシコのカンブレス行きの列車を襲う。長男のアートは獲物の大半を弟たちと山分けし、新入りのビリーには少ししか与えなかった。怒ったビリーは三男のマイクを殺して獲物を全部奪って逃走する。
一方、列車はカンブレスに到着し、乗客の証言からビリーの存在が保安官のチャック・ジャービスと地方検事のウィルソンに知られる。ジャービスはビリーと幼馴染だったが、二人で愛したケイトという女性がジャービスと結婚したため、ビリーが離れて言った過去があった。ジャービスはつらい気持ちだったものの、ビッグ・アイら3人のインディアンとともにビリーを追う。
そのころ、事情を知らないビリーはジャービスの経営する牧場へ向かい、ケイトと再会したのち、ジャービスと対峙する。酒の勢いで強盗に加わってしまったことを明かしたビリーは、ジャービスの説得を受けて牢屋に入る。ところが、判事が不在だったうえ、ジャービスたちも旅行へ行ってしまった。そこへ、ウィルソンがビリーの裁判を終わらせるべく、判事を呼び戻し、牢屋の前に絞首台を用意した。それを知ったビリーは盗品を携えて牢屋を抜けてメキシコへ向かう。ジャービスは電報でビリーの脱走を知って追跡する。また、ウィリアムズ兄弟はジャービスの後を追い、ビリーと対峙したところで襲撃する。激戦の末、ウィリアムズ兄弟とビリーは死に、ジャービスはポンチョでビリーの遺体をくるみ、川へ流す。
キャスト
出典
外部リンク