宮浦駅(みやうらえき)は、福岡県大牟田市東宮浦町にあった三井化学専用鉄道の駅。かつては三井三池港務所本線・旭町線・勝立線の駅として利用された。地方鉄道としての営業期間は、1964年(昭和39年)から1973年(昭和48年)までの僅か9年間であったが、専用線の駅としては明治時代から2020年(令和2年)5月まで利用された。
歴史
駅構造
地上駅。貨物ヤードになっており、構内は広い。元々本線、勝立線、旭町線の3線が分岐する拠点駅で、1990年代まで旅客営業用ホームが残存していた。2020年5月7日まで貨物列車の入換作業が行われていた。車両基地、検修設備のほか、検重車、保線用車などの事業用車両が留置されていた。
駅周辺
工場地帯が広がる。
- 三井化学大牟田工場
- シーエス・化成
- 旭精機
- 港工作所
- 日本セラテック九州洗浄工場
- 宮浦整備工場
- 宮浦石炭記念公園
脚注
- ^ 『鉄道ピクトリアル 1984年7月号 No.434 30P』
- ^ 今尾恵介(2009)「日本鉄道旅行地図帳12号・九州沖縄」pp45
関連項目
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