宝金剛寺(ほうこんごうじ)は、神奈川県小田原市にある東寺真言宗の寺院。
歴史
829年(天長6年)、杲隣大徳によって開山された。1555年(弘治元年)、後奈良天皇の勅により、「寳金剛寺」に改称した[1]
後北条氏や徳川氏の庇護を受け、大いに寺運興隆した。江戸時代は31ヶ寺を擁する寺院であった[1][2]。
文化財
- 銅造大日如来坐像(重要文化財 1971年〈昭和46年〉6月22日指定)[3]
- 寶金剛寺庫裏(登録有形文化財 2011年〈平成23年〉1月26日登録)[4]
- 木造不動明王及両童子立像(神奈川県指定重要文化財 1959年〈昭和34年〉3月6日指定)[5]
- 木造地蔵菩薩立像(神奈川県指定重要文化財 1959年〈昭和34年〉3月6日指定)[5]
- 銅造如意輪観音菩薩坐像(神奈川県指定重要文化財2005年〈平成17年〉2月8日指定)[5]
- 絹本著色真言八祖像(神奈川県指定重要文化財 2007年〈平成19年〉2月9日指定)[5]
- 国府津建武古碑(小田原市指定有形文化財 1961年〈昭和36年〉3月30日指定)[6]
- 宝金剛寺の薬師如来坐像(小田原市指定有形文化財 2009年〈平成21年〉3月30日指定)[7]
- 紙本着色西洋童子像(小田原市指定有形文化財 2009年〈平成21年〉3月30日指定)[8]
- 絹本著色両界曼荼羅図(小田原市指定有形文化財 2017年〈平成29年〉3月27日指定)[9]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年
外部リンク