妙福寺(みょうふくじ)は、山梨県中巨摩郡昭和町にある日蓮宗の寺院。
歴史
創建年代は不明である。当初は真言宗の寺で「海蔵寺」という名称であった。1310年(延慶3年)、当時の住職常明は日蓮宗に改宗し、寺号も「妙福寺」に改称した。その後、久遠寺の末寺となっている[1]。
当寺の鰐口は山梨県の文化財に指定されている。武田氏の家臣穴山信友によって作られたものであったが、武田氏滅亡の混乱で当寺に移されたものという[1]。
文化財
- 鰐口(山梨県指定有形文化財 昭和35年11月7日指定)[2]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年