大神神社(みわじんじゃ)は、岐阜県大垣市上石津町にある神社である。
美濃国多芸郡の式内社で、旧社格は郷社。全国にある大神神社の一つである。
祭神
配祀
沿革
- 創建時期は不明。持統天皇の治世時代、持統天皇が伊勢国行幸で伊勢国三重郡に到着した時、右大臣三輪朝臣高市麿が大物主櫛甕玉命の神託を受け、美濃国多芸山に創建したという。創建当初は大神神社と称していた。
- 永久元年(1113年)、暴風雨で近くの神社が大神神社に流れ着く。大神神社にこの神社(祭神は神倭磐余彦天皇、比賣多多良五十鈴姫命)を合祀し、流彦大明神に改称する。
- 永和7年(1375年)、現在地に移転する。
- 明治2年(1869年)、大神神社へ改称し、明治6年(1873年)郷社となる。
文化財
岐阜県指定天然記念物
交通アクセス
周辺施設
その他
- 社伝による創建年は朱鳥6年とされているが、実際には朱鳥6年という年は存在しない。朱鳥元年が686年ということから朱鳥6年は691年頃と推測され、7世紀末期には創建と推測される。
- 現在の位置は旧美濃国石津郡である。永和7年に現在地に移転したのだが、それ以前は上之山という場所にあったという。
脚注