大川神社(おおかわじんじゃ)は、京都府舞鶴市大川にある神社である。社格は式内社(名神大)、府社。
祭神
- 主神 保食神
- 相殿 句句廼馳神(木神)、軻遇突智神(火神)、埴山姫神(土神)、金山彦神(金神)、罔象水神(水神)
歴史
社伝によれば、「顕宗天皇乙丑年(485年)に宮柱を立て鎮祭、神位は貞観元年(859年)に従五位、同13年(861年)には正五位下に昇進した」とある。延喜式神名帳においては名神大社に列せられ、また六国史所載の神社である。近世に至り、田辺藩主細川氏の保護を受けた。
1872年(明治5年)に郷社、1919年(大正8年)に府社に列せられた。
五穀豊穣、養蚕および病除、安産の守護神として近隣に知られ、北陸や関西地方からの参拝者も多い。
摂末社
- 竈神社(澳津彦神、澳津姫神)
- 医祖神社(少彦名神)
- 病除神社(健速須男命)
- 興和神社
- 野々宮神社
文化財
市指定文化財