国際興業観光バス(こくさいこうぎょうかんこうバス)は、国際興業が経営する貸切バス事業。2004年4月に国際興業バスの観光バス事業を分社して設立。2007年には同じ国際興業グループの国際観光バスの貸切バス事業を譲受した。
2013年8月16日付で、路線バス・ハイヤー・トラベル事業などを運営する国際興業グループ株式会社に吸収合併され、貸切バス事業のブランドとして存続している。国際興業グループの貸切バスを担当するほか、国際興業バスが運行する夜行高速バスで多客期の続行便を運行する場合がある。
本社
東京都中央区八重洲二丁目10-3 国際興業本社内
事業所
過去に存在した事業所
これらの営業所は分社化前に移転・閉鎖したものもある。
- 観光板橋営業所(初代):板橋区小豆沢。越中島へ移転。
- 観光東京営業所:江東区越中島。閉鎖。
- 観光東池袋営業所:豊島区東池袋、元東京タワー観光バス。山梨交通東京営業所を合併、練馬へ移転。
- 観光練馬営業所:乗合練馬営業所と併設、志村へ移転。
- TBSテレビにて放映されたドラマ「痛快!ロックンロール通り」のロケ地となった。
- かつては同所前に乗合の「観光車庫前」(現・西青木2丁目)というバス停があった。また、西川口駅からほど近い場所に所在していたため、西川口駅西口発着の戸田の路線車の待機場としても利用されていた。
- 観光西浦和営業所:乗合西浦和営業所に併設。乗合さいたま東営業所開設に伴い、浦和・大宮からの多数の路線移管による増車のため、戸田へ移転。
- 観光川越営業所:川越市神明町。元乗合西浦和営業所川越分車庫内。国際興業バスの川越路線撤退に伴い閉鎖、観光西浦和に統廃合。
- 観光戸田営業所:乗合戸田営業所に併設。再び西浦和へ移転し、観光さいたま営業所として復活。
- 観光志村営業所:乗合志村営業所に併設。国際観光の吸収に伴い観光板橋へ移転。
- 観光横浜営業所:横浜市中区新山下。閉鎖。
- 観光川崎営業所:川崎市川崎区東扇島。閉鎖。
沿革
車両
2010年4月1日現在、所有車両数は80台で、内訳はいすゞ車39台、日野車41台である。80台のうち2台が豪華仕様のロイヤルクルーザーである[1]。
国際興業のグループに北海道いすゞ自動車があるため、導入車両のほとんどがいすゞ車であったが、国際観光バスは東京日野自動車の系列子会社であったため日野車が導入されていた。国際観光バスからの譲受車は、当初は塗装変更せず「国際観光」の文字を残したまま、応急措置として後部のオーバーハング部に「国際興業観光バス」の文字を付加していたが、国際興業カラーへ塗り替えられた。
- 現行車両
- 過去の車両
- ほか
脚注
- ^ 『バス・ジャパンハンドブックシリーズ R70 国際興業・山梨交通』BJエディターズ
関連項目
外部リンク
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