国道278号(こくどう278ごう)は、北海道函館市から亀田半島の海岸線を回り、茅部郡森町に至る一般国道である。
北海道の南端の渡島半島南東部に位置する亀田半島を、函館市の中心地市街地にある函館駅前交差点を起点に津軽海峡から太平洋岸に沿って内浦湾(噴火湾)に回り、茅部郡森町の国道5号交差に達する延長約136 kmの一般国道の路線である。主な通過地は、起点側から順に函館市若松町・大森浜・同市湯川町・石崎町・汐首町・日浦町・恵紙山町・尾札部町・川汲町・大船町、茅部郡鹿部町、同郡森町砂原で、森町の国道5号交点である森インターチェンジ入口に達する。沿道は昆布や鱈など海産物に恵まれる地域で、歴史的に陸路は踏み分け道から開発されてきた道で、交通難所では険しい山道や船(縄綴船)で迂回する不便を強いられてきた[1]。
一般国道の路線を指定する政令[2][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
渡島総合振興局