吉原すみれ(よしはら すみれ、1949年12月15日 - )は、日本の打楽器奏者。武蔵野音楽大学教授。ヨーロッパ、日本を中心に国際的に活躍している。ソリストとしての活動のほか、アンサンブル・ヴァン・ドリアン、トライアングル・ミュージック・ツアー、アンサンブルタケミツなどアンサンブル活動も行う。
経歴
東京生まれの横浜育ち[1]。幼少期に工藤昭二に師事しマリンバを習得[2]。高校時代には小宅勇輔に師事[2]。1968年捜真女学校高等学部卒業[3]。
東京芸術大学音楽学部器楽科にて有賀誠門に打楽器一般を[2]、高橋美智子にマリンバを師事[2]。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。1972年、東京芸術大学大学院在学中にジュネーヴ国際音楽コンクール打楽器部門で優勝し[2]、各部門のグランプリであるプリ・アメリカン賞を受賞する[2]。
1977年、ミュンヘン国際音楽コンクールで2位(1位なし)[2]。RCAにてソロレコードが制作発売される[2]。1980年サントリー音楽賞受賞[2]。アルバム「吉原すみれ・打楽器の世界1」により芸術祭優秀賞受賞[2]。1983年、アンサンブル・ヴァン・ドリアン団員として中島健蔵音楽賞受賞[2]。1986年、立花隆制作・録音による『とぎれた闇』をCDにて発表[2]。
1991年と1997年にミュンヘン国際音楽コンクール審査員[2]、1992年ジュネーヴ国際音楽コンクール審査員[2]をつとめた。
2002年、第20回中島健蔵音楽賞受賞[2]。2004年、朝日現代音楽賞受賞[2]。
録音
- 1979年 『Flashing』 -MAKI ISHI & MASANORI FUJITA
- 1986年 『とぎれた闇』- 立花隆の制作録音
- 1993年 『デュエル』 - 藤舎推峰との共演
参考サイト
脚注