古市 進(ふるいち すすむ、1898年(明治31年)2月6日 - 1963年(昭和38年)11月1日[4][5][6])は、大正から昭和時代前期の朝鮮総督府官僚。大邱府尹、京城府尹。
経歴・人物
石川県金沢市に生まれる。1922年(大正11年)東京帝国大学法学部政治学科を卒業し、朝鮮総督府に出仕。咸鏡南道属、京畿道警視、朝鮮総督府警察官講習所教授を経て、江原道理事官に発令される。
ついで事務官に転じ、同府警務局附となり、官房外事課に勤務する。哈爾濱および上海駐在を経て、忠清南道事務官に任官する。のち全羅北道警察部長を経て、同内務部長となり、1937年(昭和12年)4月1日付けで大邱府尹に発令される。府尹を辞したのち、黄海道、京畿道各内務部長を経て、1942年(昭和17年)5月、京城府尹となった。
脚注
- ^ 「古市 進氏(元京城市長)」『毎日新聞』1963年11月3日、7面。
- ^ 「古市 進氏(ふるいち・すすむ=元京城市長)」『朝日新聞』1963年11月3日、11面。
- ^ 「古市 進氏(外務省在外公館等借入金整理準備審査委員会委員)」『読売新聞』1963年11月4日、15面。
参考文献