南方神社(みなみかたじんじゃ)は鹿児島県薩摩川内市高江町にある神社。諏訪大社の系列を組む。
祭神
健御名方命、八坂刀売命、志那津毘古命(しなつびこのみこと)、志那津毘売命(しなつびめのみこと)、大山祇命(おおやまづみのみこと)、大地主命(おおとこぬしのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)]を祀る。
由緒
古来高江村(現高江町)の総鎮守であったというが不詳。明治6年(1873年)郷社に列した。
歴史
創建された時期は不明であるが、慶長年間のものとみられる棟札が保存されている。1911年(明治44年)に志奈尾神社、熊野神社、鎮守神社、内瀬神社、宝満神社を合祀し南方神社と改称したとされている[1]。
祭祀
「田打」ともいわれ、踊りと言うより寸劇に近い形式。お爺さん(おんじょ)、お父さん(てちょ)、太郎の3人が登場し、田おこしから田植えの動作をユーモラスに演じる[2]。1962年(昭和37年)に鹿児島県指定無形民俗文化財に指定された[3]。
脚注