副島 里美(そえじま さとみ)は、日本の家政学者(保育学)。学位は、博士(学術)(東京家政大学・2012年)。長野短期大学教授。
蒲田保育専門学校講師、高崎健康福祉大学短期大学部こども学科准教授、岐阜聖徳学園大学教育学部准教授、静岡県立大学こども学科准教授、などを歴任した。
来歴
生い立ち
武庫川女子大学に進学し、文学部にて学んだ[1]。1987年3月、武庫川女子大学を卒業した[1]。なお、後年になって東京家政大学の大学院に在籍し、家政学研究科の人間生活学専攻にて学んだ[1]。2012年9月、東京家政大学の大学院を修了し[1]、博士(学術)の学位を取得している[2]。
研究者として
蒲田保育専門学校に採用され、2003年4月より講師を専任で務めた[3]。2010年4月、高崎健康福祉大学の短期大学部に転じ、こども学科の准教授に就任した[3]。2013年4月には岐阜聖徳学園大学に転じ、教育学部の准教授に就任した[3]。2016年4月、静岡県立大学の短期大学部に転じ、新設されたこども学科にて准教授に就任した[3]。また、研究者としての活動の傍ら、岐阜市立加納幼稚園にて評議委員を兼任した[4]。
研究
専門は家政学であり、特に保育学などの分野を研究していた[5]。具体的には、障碍児に対する保育に関する研究や、子供における成長観についての研究に取り組んでいた[6]。学術書や専門書なども執筆している[7]。また、誕生会についても研究しており、そのあり方や歴史について取り上げていた[6]。
学術団体としては、日本保育学会、日本乳幼児教育学会、日本LD学会、日本発達心理学会、などに所属した[8]。日本乳幼児教育学会においては、査読協力委員を務めた[4]。
人物
保育について「人間の基礎を作る大切な営み」[9]であると位置づけており、大学教育を通じて「役割とあり方について、自分自身が考え創造できるような保育者」[9]を育成したいとしている。また、自身の研究については「子どもやその保護者が健やかに育成され支援されることに繋がる」[9]ことを目指している。
略歴
著作
「副島里美」名義の著作と、旧姓の「足立里美」名義の著作が存在する。
共著
分担執筆、寄稿、等
脚注
関連人物
関連項目
外部リンク