六郷橋駅(ろくごうばしえき)は、かつて神奈川県川崎市川崎区の京浜急行電鉄大師線京急川崎駅 - 港町駅間に存在した駅。
地理
1926年からの駅は、国道15号の六郷橋の川崎側の辺りにあった。現在は、六郷橋への歩行者および自転車用階段に並行する堤防への通路の下辺りにある。また、付近にある電柱には川崎宿の史跡の一つとして大師電気鉄道六郷橋停留所跡という説明があるが、実際に確認できるのは1899年に大師電気鉄道によって開業された六郷橋駅ではなく、京浜電気鉄道になってから1926年に移設された六郷橋駅の跡である。
駅構造
相対式の2面2線の、ともにほぼ同じ長さのコンクリートでできた短いホームの様なものが確認できる。しかし、堤防の護岸工事などによって、周囲は当時のものがほとんど確認できない。付近の道は、堤防側の道にやや高い防護柵があって、線路側に入れないようになっている。防護柵の内側には、多摩川の堤防の方から入るための非常用の階段や、ホームから線路内へ続く小さな階段が取り付けられている。
歴史
隣の駅
- 京浜急行電鉄
- 大師線
- 京急川崎駅 - 六郷橋駅 - 港町駅
脚注
- ^ a b 国立公文書館所蔵文書「鉄道免許・東京急行電鉄・昭和19~24年」請求番号平12運輸02111100 「運輸営業一部廃止認可申請書」「理由書」「京浜急行電鉄大森山谷、出村、六郷橋及びキリン駅廃止について」
外部リンク