八幡神社(はちまんじんじゃ)は、埼玉県鴻巣市の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ当社の財産台帳には「元禄十丁丑年(1697年)」に寄進された八幡神像が記載されていることから、その頃までには既に存在していたものと推測される。「良覚院」が別当寺であった。良覚院は修験道本山派の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[1]。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた[1]。
当社所在地の「安養寺」という地名は、かつて鎌倉時代に「安養寺」という寺院が存在していたことに由来する。現在は廃寺となっている[1]。
文化財
- 八幡神社の算額(絵馬)(鴻巣市指定文化財 昭和51年3月1日指定)[2]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年