八劔社(はっけんしゃ)は、愛知県一宮市上祖父江道福辺30に所在する神社。
地域の人からは、通称「ヤツルギ」、「ヤツルギ神社」と呼ばれている。
概要
由緒
創建年代は不明[1]。江戸時代の尾張藩の地誌である『尾張志』には名前が見えるという[1]。明治7年3月に村社となる[1]。大正14年には、社殿、拝殿、幣殿が造営され、鳥居、玉垣が改修された[1]。
境内
境内には上祖父江城跡の看板が存在する。境内は木に囲まれている。
鳥居付近には八劔社 と書かれた石碑があり、灯籠もある。
上祖父江城跡
城主は井野蔵人正なる人物であると『寛文村々覚書』に記録が残るが、それ以外は未詳であり、城跡がどこであるかを示す史料も残らないという[2][3]。
所在地
公共交通機関
- 上祖父江停留所 徒歩5分 自転車2分
- 名鉄尾西線玉野駅 徒歩35分 自転車11分
脚注
- ^ a b c d e f g 『愛知県神社名鑑』301頁
- ^ 笹山忠『尾張の古城』248頁
- ^ 横山明弘『愛知県のお城・館一覧』文芸社、7頁
参考文献
- 『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、愛知県神社庁、平成4年
外部リンク