住吉 りをん(すみよし りをん、英語: Rion Sumiyoshi, 2003年8月15日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(女子シングル)。日本女子初の4回転トウループ成功者である。
人物
2022年4月より明治大学商学部在学中。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指す。2022年4月、オリエンタルバイオ社と所属契約[1]。
経歴
4歳からスケートを始める[2]。
2016年全日本ノービス選手権ノービスAでは難易度の高いジャンプ構成で108.25点を出し、当時のノービス歴代最高得点を更新して優勝している。[3]。
2017-2018シーズン、けが(腰の靭帯損傷)により全日本ジュニア、全日本選手権には出場できなかった[4][5]。
2018-2019シーズン、ISUジュニアグランプリシリーズ第3戦のカナダ、第6戦のリュブリャナ杯
(スロベニア)に出場し、カナダ戦では3位。
2019-2020シーズンにも疲労の積み重ねがたたり、練習中に右足首の骨に亀裂が入り、9月から約4か月の安静を余儀なくされ、全国大会出場を逃した[6]。
2021-2022シーズン、第90回全日本ジュニア選手権2位で世界ジュニアフィギュアスケート選手権に出場し8位。第71回全国高等学校スケート選手権大会優勝。クープドプランタン2022(プランタン杯) 2位。
2022-23シーズンよりシニア移行[7]
グランプリシリーズは、フランスグランプリ、NHK杯の2戦にアサイン。初戦フランスグランプリでは、自己最高を更新する成績でショートプログラム5位からフリースケーティング3位に入り合計3位、デビューシーズン・初出場ながら表彰台に立った。
2023-24シーズンのグランプリシリーズは、フランスグランプリ、エスポーグランプリの2戦にアサイン。初戦のフランスグランプリでは、FSで4回転トウループを着氷し、自己最高を更新する成績でフリースケーティング1位、ショートプログラム5位から総合3位で表彰台に立った。国際スケート連盟公認大会での4回転トウループ成功は日本女子初[8]。
競技成績
ISUパーソナルベストスコア
- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
+5/-5 GOEシステムにおける自己最高得点 [9]
部門
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種類
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得点
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大会
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総合
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TSS |
202.45 |
2024年中国杯
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SP
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TSS |
70.48 |
2024年中国杯
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TES |
38.89 |
2024年中国杯
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PCS |
31.81 |
2024年フランスグランプリ
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FS
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TSS |
136.04 |
2023年フランスグランプリ
|
TES |
72.78 |
2023年フランスグランプリ
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PCS |
66.74 |
2024年中国杯
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主な戦績
詳細
- マークが付いている大会は国際スケート連盟公認の国際大会
- パーソナルベストは太字で表示
プログラム使用曲
サポート企業
脚注
出典
外部リンク