今宿大塚古墳(いまじゅくおおつかこふん)は、福岡県福岡市西区にある古墳[1]。
概要
高祖山北麓の低台に位置する6世紀前半の前方後円墳で、前方部が西を向いている[2]。今宿古墳群のひとつで、1928年2月7日付で国の史跡に指定され、2004年4月5日付で追加指定されている[3]。
構造
全長64メートルの前方後円墳で、東西方向に長軸を持ち二段築成である[4]。
1977年に全面に芝生を張り、整った形状の古墳として保存されており、墳丘の外側には墳丘を取り巻くように周壕が掘られている[5]。古墳および周辺部は公園(大塚古墳公園)として整備されている。
出土品
栄山江製の土器が出土している[6]。円筒埴輪や武人埴輪、馬形埴輪が外堤から出土しており、この他に須恵器なども出土している[7]。ただし、石室は未調査のままである[4]。
交通アクセス
脚注
参考文献