久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)は、埼玉県白岡市の神社。
歴史
1441年(嘉吉元年)に創建された。それを裏付ける社伝は残されていないが、現在の同県日高市にある聖天院には「応仁二年(1468年)」「久伊豆御宝」「佐那賀谷(さながや)村」の銘がある鰐口が残されていることから、その頃には既に存在していたものと推測される。何故、当社の鰐口が日高市の聖天院に所蔵されていたのかは不明である。近くにあった「延命院」が別当寺であった。延命院は真言宗の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた。現在、跡地には「実ケ谷自治会館」が建てられている[1]。
1874年(明治7年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた[1]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、1440-1441p
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年